僕じゃなかったら
窓に白い息がかかって 曇り空みたいになった
外は春みたいに晴れて 窓は僕のようになった
あの日僕は雪化粧を ただの雪と信じていた
それはそれはとっても 悲しい色をしていたのに
今見てるこの地面を 僕はそれ以来忘れることもなく
君に何ができるかなんて 今になって必要以上に考えた
どうしようもないし どうすることもできない
どうしようとも思わない ただ僕じゃなかったらと
君を好きになるのが 僕じゃなかったらなんて
四六時中考えるけど 君にだけは考えてほしくない
君を好きになるのが あと少し遅かったらなんて
心にも無いようなことを 君に伝えそびれた
雪は止んでしまって 残り雪に僕はまみれた
酷い台詞を吐いた友達を 僕は心から尊敬した
僕に出来ないことを 彼はやれそうな気がした
僕には何も残らず何もいらず 見えない道だけが残された
そういえば思い起こせば 愛してるなんてホントに言わなかった
さっきつないだこの手を 僕はそれ以来二度と思い出すことなく
下心の入り混じった心を 両手で必死に押さえ続けた
思い出されるのは綺麗なことだけで 僕は何をしてたかさえ思い出せない
一つ思い出せたことは ただ僕じゃなかったらと
君の隣にいたのが 僕じゃなかったらなんて
四六時中考えるから 君にも考えて欲しい
君を好きになるのが 僕じゃなくて良かった
心の底からそう思って 君にそれだけ伝えた
雪はとけてしまって 僕は自分に紛れた
君を好きになるのが 僕じゃなかったらなんて
四六時中考えるけど 君にだけは考えてほしくない
君を好きになるのが もうこれ以上ないから
心にも無いようなことを 君にも言って欲しい
冬はそのままに 雪は絶えず降りつづけた
勢いで書いたとか、そんな詩w
あべさんが詩を書くといったので、私も書いた、というのは嘘で、ちゃんと更新するつもりで書いたんですよ。
初めて人に見せれる詩を書けた気がする。
まぁ、なんだ
書いてるうちにいろんな「美化された思い出」(w
が思い起こされて鬱になったりならなかったり。
そしてbonnie pink様ごめんなさい。
タイトルはパクりました。・゚・(ノ∀`)・゚・。
(作成日時03年12月12日午前0時49分)