星裏
(星裏)
一人きりになるのが怖いわけじゃない ただなんとなく不安になるだけで
理由を言うとするならば 僕に証を下さい
世界はこんなに広いとか 道は限りなく無限にあるとか
いくつもの温かい言葉に迎えられ 僕の心は狭くなりました
誰のせいにしてきたわけでも 不満をぶつけてたわけでもないのに
僕はいつにも増して 孤独感に抱きしめられてる
最愛の人に何かをしてあげるように 僕は僕自身に何かをしてあげたい
嗚呼 星裏の人よ 今日も僕は君を見上げて泣いてる
嗚呼 星になる人よ 君はいつからそこにいたんだい
この道に桜は舞い散っているけど 僕に花びらを下さい
暖かい春の桜の花びらを受け取って 真夏の蝉の声を聞いたりしながら
秋に枯れゆく何かを見届けて 冬の痛々しい雪化粧をする
そして僕は何もしないまま 春の花びらをまた受け取る
繰り返す美しい時間の流れに 僕は涙をこらえきれなかった
両手には抱えきれないほどの 時間が残した大切な思い出
捨てられない昔のアルバムみたいに 僕はソレを破り捨てた
涙が止まらないくらい悲しくなったけど 僕は自分を縛った鎖を解くことが出来た
嗚呼 星裏の人よ 今日は僕は泣かずに君をみつめよう
嗚呼 星裏の人よ 君は今日も僕に暖かい声をかけてくれる
花は今も舞い散るけれど 僕に花びらが舞い降りてきた
嗚呼 星裏の人よ 今日も僕は君を見上げて笑っている
嗚呼 星裏の人よ 舞い散る花びらとともに降り注ぐ光の中に
嗚呼 星裏の人よ
いつも僕は花びらと 一緒に笑っていられるように
これからもずっと 笑っていられるように
詩を書いた
しかし、この詩は書きたくて書いたものでもなく、ただ書かなければ、というある種の圧迫感とともに書いたものだったり
ダメな部分で一杯だコノヤロウ!w
(作成日時04年3月12日午前2時あたり)