群れたポエムを随時置いて行きます





冗談みたいな

ヒステリカルに貴方の名前を叫ばせて 余りに久しぶりに会ったから どうしていいかわからないの
私が涙でぐしょぐしょになっても そのままで居させて
悲しい涙じゃないし 流してる間幸せだって感じられるから
晴れやかになった後は そのときは貴方のお好きなように
私はもうヒステリカルに貴方を考えたから

狂気じみた台詞がもうしっくりくるでしょ?
それぐらい 貴方は私を待たせたのよ
待つことにはなれたけど 待つことが好きなようにはなれなかった
目の前に現れたら 何をしていいか分からない
とりあえず飛びつかせて
ひとしきり泣きじゃくった後は その後は貴方のお好きなように
私はもう ドラマのようにしたいことは全部したから

中途半端に終了

卑怯な更新

 風が吹いておりました。ビュービュービュー。
 カーテンがはためいておりました。パタパタパタ。
 シャツが風に嬲られてます。ユラユラユラ。
 不意に目眩が私を襲います。フラフラフラ。

 窓からそれなりの風が、部屋に入りこんできています。ビュービューと音を鳴らしながら、私の脇をかけぬけ開けっぱなしのドアを通ります。そして風は、前面だけから吹くものだと思っていた、感じていた私の想像を裏切り、風は私の背中から感じられるようになります。そして、風は私の前方と後方を塞いだ後、私の横、腕を支配します。全ての方向から風の支配を受けたとき、私は風に文字通り包まれ、風に抱かれるのです。風に抱かれた私は、その腕に持たれ、両の手の流れた血の色と流れと暖かさを感じ。私は風に連れ去られるのです。
 空を登り、天を駆け、雲を渡り、地を滑り。
 第3者的視点でみる世界は、それまで以上の素晴らしさであり、それとどうじにそれまで以上に惨めで哀れに見えました。
 私を抱く風がブルルと震えました。
 私は世界の終わりが近いのだと感じました。
 私を抱く風がグルリとうねりました。
 私は風がそうではないと言うのを感じました。
 私を抱く風が世界の果てに届きそうなほどの声で嘶きました。
 私は私の終わりが近いのだと感じました。
 私を抱く風が(実際には顔など無いのですが)ニコリと微笑みました。
 私は風がそうだと言うのを感じました。
 風は、私を地上すれすれまで降ろし、そこから一気に空高く舞いあがりその頂上で私を降ろしました。
 風は私に微笑みました。

 2003年六月二十四日
 私は風

駄作

「なぁ君、たとえばあそこにいる女性にこのカクテルを送ったら、彼女は僕になびくと思うかい?」
「さぁ、それはやってみないと判らないですね。試して見たらどうです?」
「そうだな。良し彼女にこのカクテルを。」

2分後

「お客さん、上手く行きましたね。成功したようですよ。」
「そうだな。この方法は効果があるようだ。」
「そのようです。」
「良し、じゃあこのカクテルを向こうの女性に。」
「え、さっきの女性はどうするんです?」
「君にやる。向こうのが本命なんだ。」

国後教師A

このように私は今、ここで教鞭を振るうわけです
ここで、貴方達が未来にたどり着いた時に少しでもその生活が豊かになり
かつ、目の前に立ちはだかる苦難を用意に乗り越える事が出来るように
そうです、私達は人生の地図になるのです
私達がここで、どれだけの量のチョークの粉を飛ばしたかによって
私達がこの教室で、どれだけ唾を飛ばしたかによって
私達が学校の校門で、彼等の歩みをどれだけ急かしたかによって 彼等の将来での順調さと言うものを左右するのです
もちろん、それが全てではありません
しかし、私達はそれでも彼等の地図になるのです
私達はこの身と人生と時間を消費し浪費し
彼等のその後を手伝うのです
例えお節介と言われようと、彼等に人生の地図を与えるのです
いいですか
私達は教師なのです

死ね死ね団

リンダは死んだんだ
アンタが敬愛し崇拝し その生涯をかけて守り抜くなんて
馬鹿げた誓いをたてた
リンダは死んだんだ
不注意さ
リンダに責任はない
リンダは突然死んだんだ
その胸元から深深と 白と赤の輝きを輝きを放った無機物を生やして
衝撃さ
アンタに責任はない
悪いのは
死んだリンダに今でもすがって泣きついて
産まれたばかりの子ヤギが母の面影をさがすように
死んだリンダを引きずって今でも
リンダの影を追おうとして動かない
アンタが悪いんだ
もう1度言う
リンダは死んだんだ。